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「おさかな天国」 担当GM:びっち セッション開催日:2014年3月16日(日)15 00~ 推奨CP:100~130 推奨技能:探索・戦闘 内容:突発モンハン・金魚です 取得経験点と報酬 エシュテリ MVP! 9P/7万円 バジリスクブーツ +... ロイヤル力水*2 銀食器*2 錆びたソード 鉄の廃材 古い釣竿 黄金雷魚の鱗*5 黄金雷魚の牙*2 黄金雷魚のヒレ*2 大きな骨*2 大きな牙 真月 MVP! 9P/7万円 ダイバースーツ ピカピカの包丁 +... ロイヤル力水*2 ハーブ5つ 瑞々しい野菜4つ 煉瓦 鉄の廃材*2 フレッシュハーブ 古びた釣竿 大きな骨*2 大きな牙*3 黄金雷魚の鱗*2 黄金雷魚のヒレ*2 黄金雷魚の牙 雷魚の涙石 オルステッド MVP! 9P/7万円 ダイバースーツ +... T・エッセンシア 錆びたソード 鉄の廃材 ロイヤル力水 T・エッセンシア 大きな牙*2 黄金雷魚の鱗*4 黄金雷魚の牙*2 金雷魚のヒレ、 大きな骨 GMP 9P/3万5千円
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往こう、苦難と逆境と熱血と不屈に彩られた王道を ◆CMd1jz6iP2 「なんだったんだよ、この機械……あんな悲鳴聞かれたら危ないじゃねーか」 フカヒレは、悩んだ末に煙の発生元に向かうことに決めた。 その途中で、渚を倒して得た戦利品を確認しようとしたのだ。 最初に出てきたのは玩具の銃。カッコイイからという理由で腰のポケットに刺した。 そして次に、ろくでもない支給品を触ってしまい、フカヒレは支給品の確認をやめてしまった。 変に触って危ないものだと怖い、という理由で。 「君子危うきに近寄らずってな。うん、俺は凄い、俺は頭いい!」 宝を目の前にしての愚行を、正す保護者はもう居ない。 「にしても……こりゃあ、酷いな」 煙を頼りに着いた娼館は、やはり燃えていた。 誰もいない。いたとしたら、もう焼死体になっているだろう。 「勿体無いことしやがって。せっかく俺のテクで女をメロメロに――」 そう思った途端、倒した女の表情が、フカヒレの脳裏を掠めた。 「……そ、それより、こんな場所にいたらヤバイよな?」 この煙に引かれて集まってくるのは自分だけとは限らない。 どこに移動しようか考え――何かを引き摺った跡を見つけた。 「早く行くぞ、怪我の治療したいのはお前なんだろ」 「う、うん。ゴメン、誠さ……痛ッ……!」 ようやく妄想から目覚めた真が、起きて目にしたのは唇が触れ合うほどに近くに寝ている誠だった。 その状況に、驚き、歓び、色々と幸せ一色になった真の感情も、今は暗い。 なにやら、目覚めてから誠の反応が冷たいのだ。 (怒ってるのかなぁ、肝心なときに迷惑かけたから……) 誠とドライを押し飛ばして、真は意識を手放した。 あれからどうなったのか、詳しいことはわからない。 少なくとも、背中の火傷や軽い怪我で済んでいるのは、誠のお陰なのだと真は理解した。 それも、真が二人を救った上でのことなのだが。 (あの女の人は、殺し合いを止めたわけじゃない……だとしたら、あの後酷い目にあったんじゃないかな) 誠のことを良い人だと信じる真は、自分に非があるのだと信じて疑わない。 「おい、早く……あ」 イライラした誠の声が止まる。 足の痛みを堪えて歩こうとする真の姿を見て、一瞬でも悪いと思う気持ちは、誠にもあった。 「……手、貸すよ。その方が、よっぽど早く着くからな」 明らかに伝わる「嫌々」という声に、真は一瞬泣きそうになるが、耐える。 泣いて、誠をこれ以上困らせるわけにはいかないと、感情を押し殺した。 そうして、民家を後にしてほんの数分。 真を引き摺った跡を追いかけてきたフカヒレと、二人は出会った。 「俺の名前は鮫氷新一。仲間には尊敬の念を込めてシャークと呼ばれてんだぜ!」 「シャークって言うか……フカヒレって感じだよな」 「よろしく、フカヒレさん」 「どうなってんだーーー!!」 ……などという自己紹介も終え、三人は情報交換を始めた。 「アインとツヴァイって奴を探した女? 間違いなくそいつはドライって奴だ。 俺を襲ったツヴァイって奴もドライって女のこと探してたぜ、追っ払ってやったけどな!」 燃えた娼館での詳細を聞いたフカヒレは、その女がツヴァイの仲間だとすぐに気がついた。 「なら、アインって奴も殺し合いに乗ってるんだろうな。あんなのが、まだ二人も居るのかよ……」 憂鬱そうな誠の声に、真の表情は暗くなる一方だった。 あそこでドライを殺しておけばと批難されている。 そう言っているかのような、トゲのある口調だったから。 「なんだよ、仲悪そうだなぁ。同じマコトなんだから、仲良くしろって」 「たまたまだろ。まこと、なんて名前どこにでも居るって」 「そ、そうだよ、ね……」 フカヒレは、その気まずい様子から目を逸らすように、名簿に目を通した。 「そ、そういえば読み方同じ奴、結構いるかもな。死んだサクラってのもそうだし、それに、」 ナギサ 「……はっ、んなまさか」 一瞬、最悪の回答が過ぎるが、フカヒレはすぐに忘れることにした。 フカヒレは、話題を逸らすようにディバックからある機械を取り出した。 「ちょっとさ、聞いて欲しいものがあるんだ」 「なんだよ、それ……ICレコーダー?」 誠と真の興味を持ったのを確認して、そのスイッチを押した。 『いやああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』(ドサッ) 『うあああああぁぁぁぁぁ!』(ドカッ)『ああぁ!』(バコッ) 『あああぁぁ!』(ゴッ)『ああぁっ!!!』(メキッ) 『……まことくん……いかないで』 『まことくん』 (パンッ)(ビチュ)── 「これって……」 顔を上げた誠の前には冷たい視線を向けるフカヒレがいた。 その向けられる先は、断末魔の声に真っ青になった真。 「この「まこと」が誰かはっきりしたぜ、この人殺しめ!」 ヒトゴロシ。その言葉に抑えていた感情が表に出る。 涙がこぼれ、嗚咽が漏れ……そんな真を以前慰めてくれた誠は 「……ッ」 真から顔を、背けていた。 事の真相を誠は知っている。 だが、真といることが面倒になってきた誠には、ちょうどいい出来事だったのだ。 真は人殺し。間接的にとはいえ、見殺しにしたのだから変わらない。 そう、真の評価を落として一緒にいる価値が無い人間として見ようとしているのだ。 ――めんどうなのはごめんだ、つかれるのはいやだ―― ――コトノハも、セカイも、けっきょくは付き合うのがめんどうになる―― ごそごそと自分のディパックから何かを探しているフカヒレ こいつに同行を持ちかけようと誠は決めた。 真は……どうにでもなると、強引に考えるのを止めた。 勝手に病院に行って、怪我を治すだろうと。 「なぁ、フカヒ……」 ディパックから、日の光に反射する何かが取り出された。 教科書や美術館でもお目にかかれないような美しさ。 陽光を受け、黄金に輝く――最強の聖剣、エクスカリバー。 フカヒレに剣を扱う技術か、剣を振るえる腕力か、そのどちらかがあれば真は脳天から両断されていただろう。 だが、フカヒレのスイカ割りでもするかのような大降りは、足を怪我した真の虚をついてもなお回避できるものだった。 しかし、泣いていた真は反応が遅れる。 「あぅッ!」 僅かに足を切り裂かれ、鮮血と共に真は倒れた。 ――でも、本当にそうだっただろうか―― 「や、やめて!」 「うるせぇ、73のくせに。真死ね!」 倒れた真に剣を振りかざすフカヒレ。 避けることはできない。無駄だと知りつつ両腕で頭を庇う。 ――コトノハと一緒にいることは、そんなに疲れただろうか―― 「やめろ!」 その凶行を、誠は後ろからフカヒレを押さえつけ阻む。 「なんだよお前! 殺人鬼の味方すんのかよ!」 「そういう問題じゃないだろ! 人殺しなんて……」 「バカヤロー! 殺されそうになってからじゃ遅いんだよ! あの女だって、先手を打たないと殺されるところだったんだ!」 その言葉に、誠は離せば振り下ろされるだろう聖剣を見る。 その黄金の刃に、ところどころ点在する黒ずんだ物。その正体は答えを求めるまでも無い。 「お前、人を殺して!?」 「とんだ悪女だったぜ。他人の名前を騙って後ろからいきなりクザッ! 俺が本当の古河渚と出会ってたのが運の尽き、バッサリと倒してやったよ」 俺凄いだろ? とでも言って欲しいかのように得意げに語るフカヒレ。 その一言一言が、誠のフカヒレに対する怒りを爆発させる。 「偉そうに言って。お前こそ殺人鬼じゃないか!」 「は……ふっざけんじゃねー……ぞッ!」 誠の顔面に肘撃ちが入り、あっさりとフカヒレを離してしまう。 多少サバゲーの知識があろうと、誠の力はフカヒレにも及ばなかった。 「お、俺は悪党を倒した正義の味方だ! 人殺しと一緒にすんなぁあぁぁ!」 フカヒレは倒れた誠にエクスカリバーを振り降ろした。 「う、うわぁあああ!」 同じ結果に終わった。 真と同じように、無駄な両腕での防御。 菊地真から伊藤誠へと、黄金の刃の餌食が変わっただけだった。 一瞬が、一分にも感じられる幻覚。 その刹那に、誠は自分の選択を悔やんだ。 逃げればよかったのだ、フカヒレの邪魔をしなければよかったのだ。 対して好みでもない、そんな女。 ――でも、それとは別に俺と真は―― ―――――――――――― ―――――――― ―――― 遅い。 いくら待っても来ない終わりに、いぶかしむ誠。 そして、恐る恐る目を開いた誠の視界には。 伝説の聖剣を、両手で挟み受け止める真の姿があった。 「真!?」 「う……あぁぁ……ッ!」 悲鳴のような真のうめき声。 フカヒレが必死の形相で力を込めるたびに、剣を抑える真の両手から赤い鮮血が腕を伝う。 切られた足から流れる流血が、勢いを増す。 「この野朗……!」 スペツナズナイフ。柄だけとなったそれを、誠は力任せに投げる。 「あがっ!?」 脳天に直撃し、フカヒレの体が揺らぐ。 その瞬間を、真は逃さなかった。 エクスカリバーの軌道をずらし、自らの身を絶好の間合いへと移動させる。 「ちょ、まっ!」 世界一の格闘家――少なくとも真の世界において――を一撃で沈める威力を有する拳。 ドライのようなプロが相手なら別として、本来空手の有段者なら避けるべき、素人への本気の一撃。 その手加減を、真は初弾からやめるッ! 「たわばっ!」 顔面を殴られたフカヒレは、宙をちょうど三回転して地面に落ちた。 黄金の剣も、真の足元近くの地面に刺さり。それとほぼ同時に、真も崩れ落ちた。 「しっかりしろ、真!」 真の体を抱きとめる誠。 「くそ、足の出血が……なんとかしないと」 真を寝かせ、誠が走る。 向かう先は、フカヒレの吹っ飛んだ直線軌道上。 その途中に、空中遊泳中に落としたディパックがあったのだ。 「なんだ、玩具? 他には……よしッ!」 ディパックの最奥にあった支給品を確認し、誠は思わず歓喜の声を上げていた。 捜し求めていた物を見つけて、真の元に戻った。 「真、ちょっと待ってろ。今良い物を……」 「誠さん……ッ!?」 恐怖に固まる真の表情に、引きつりながら誠も後ろを振り向いた。 そこに会ったものとは。 玩具のような銃を持ち、這いつくばったまま睨むフカヒレの姿だった。 とてつもない弱者であるフカヒレ。 しかし、乙女に、館長に、仲間に日頃から愛の暴力を受け続けたフカヒレは、無駄にタフだった。 銃口に光が収束していく様子を見て、玩具ではないと気づいたときには遅すぎた。 引き金が引かれる。 真を担ぐことすら間に合わず、発射された閃光は誠たちに直進し――― ―――ここに。不敗にして無双たる、奇跡の具現によって霧散した。 其の名は 「エクスカリバー!?」 フカヒレがつぶやく。 あれは、俺が正義の味方であるために必要なものなのにと。 あれこそが、俺の勇気の源なのにと。 勝利の剣は、地面に刺さったまま微動だにしない。 絶対不敗の騎士王が持つべき最強の幻想は、主を見限るかのように、ビームライフルの一撃を受け止めきった。 「ま、誠さん!?」 だが、その丈夫さは、神秘的な美しさは、誠の心まで掴んでしまった。 誠は、エクスカリバーを引き抜こうと力を込めるが、抜けない。 その隙は、ビームライフルの二射目を放つのに十分な間だった。 二度目の奇跡はない。 閃光は確実に誠を打ち抜く。 「こん……のおぉぉぉ!!」 真が取り出した、奇妙な機械に阻まれなければ。 あんな玩具のような銃が使えるのだから、これもただの玩具じゃない。 真はその可能性にかけて、誠が拾ってきたディパックから姿を覗かせる、妙な形の機械のスイッチを入れた。 サイバー兵器唯一の迎撃兵器、電磁バリアのスイッチを。 ビームライフルから放たれた閃光が、蚊取り線香のように発生した、螺旋状のバリアに弾き返される。 「うわああああ!?」 フカヒレの頭上を、ビームライフルが通過する。 真もまた、誠と手を重ね合わせ剣を引き抜こうと力を込める。 かつて選定の剣を引き抜いた少女がいた。 彼女ほどの理想を二人は持たない。 何か共通点があるかと言えば、騎士王曰く「ブリテンの名誉の象徴」と同じものを、頭から跳ねさせている程度だろう。 ともあれ、黄金の剣は今度こそすんなりと抜けた。 二人を、新たな主と認めるかのように。 「あっ、あ、あ、ああ!! ま、待てぇぇえ! ドロボー、ドロボー!」 フカヒレが、逃げる二人にビームライフルを構える。 だが、その引き金が引かれることは無かった。 また跳ね返されるのではという恐怖心は、フカヒレに二人を見送る選択肢しか与えなかった。 逃げ延びた二人は、スラム街の路地裏に身を隠した。 「あぐっ、痛……うんん……!」 「悪い、真。でも、痛いのはすぐ収まるから……」 「わ、わかった……ボク、我慢します……ッ!」 「出来るだけゆっくり……いや、さっさとしたほうがいいか?」 「はぅ……早くッ、終わらせて……!」 真のリクエスト通り、誠は素早く動く。 痛みを訴える真の荒い息も、少しずつ小さくなっていった。 真の傷口への軟膏の塗布を、手早く済ませた。 「この薬……本当に凄いな」 「うん、火傷も足の怪我もほとんど痛まない……」 ディパックに入っていた支給品、天狗秘伝の塗り薬。 天狗と聞いて誠が最初に何を連想したかはさておいて、その効き目は絶大だった、 真の背中、足、手のひら。 塗った直後には痛みは治まり、血は止まる。手のひらの傷などほとんど完治してしまった。 「真、ちょっといいか」 「……なんです、誠さん」 真の回復を喜んでくれた誠。これからの話も明るいものだと信じたかった。 「真は……なんで、俺を助けようなんて思ったんだよ。 俺、お前に酷い態度だったの、気がついてただろ。なのに……」 「誠さんだって、ボクが斬られるのを止めてくれたじゃないですか」 「……」 一瞬の間。そして。 「最初は、助ける気なんてなかった」 本音が漏れた。 「少し、疲れた」 「……そういう酷いこと、他の人にも言うんですか」 なんとなく予想していたのか、真は少し悲しげに口を開くだけだった。 「……はっきり言わないと付きまとってくる奴だっているから、さ」 「そういうのを、どちらも傷つけないのが男の仕事ですよ!」 正論に誠も反論する言葉が出ない。 「なんだよ、経験者みたいな発言して……」 「ええ、経験者ですよ。この容姿のせいで、よく女の子に告白されますから。 でも、それを上手くかわして傷つけないのが良い男じゃないんですか?」 「お前本当に女かよ……悪かったよ。キスしたのも、抱きしめたのも含めて、謝る」 「いや、それは……こんな非常識な状況なら何されてもOKかな~なんて思ってたボクも悪いわけで……」 気まずい空気が流れた。 どちらも押し黙った中、先に口を開いたのは誠だった。 「……そうだよな。俺が悪いから、あんなことにもなったんだよな」 「あんな、こと?」 「真はどんな状況でここに連れてこられたんだ?」 突然の質問に、真は記憶を引っ張り出す。 「……ええと、ボクがアイドルだって言いましたっけ?」 「ア、アイドルって、テレビに出てる!? 初耳だって!」 そこで、真はようやく――まだ、ろくに自己紹介もなにもしていないことに気がついた。 思わず苦笑してしまう。お互いのことも知らないで、半ば恋人気分でいたなんて、と。 「まぁ、その話はおいおいするとして……ボクは、雪歩とトレーニングしてたときですね」 「ゆきほ?」 「ボクの相方です。ユニット組んでいるんですよ。 ボク一人休憩室で休んでいたら意識が遠くなって……どうして、こんなことを聞くんです?」 そう聞くまでもなく、真はなんとなく想像がついた。 誠は、自分が連れてこられたときの状況を話そうとしているのだと。 「桂言葉……西園寺世界、清浦刹那。俺の知り合いはこの三人なんだけどさ。 俺、言葉と付き合ってるんだ」 「へぇ~……そうなんですか」 何度もキスされ揉まれた真の心境は複雑だ。 だが、その気持ちすら次の発言で吹き飛んだ。 「でも……俺、世界とも付き合ってたんだ」 「……はぁ?」 真の頭の中を持ち歌の「エージェント夜を往く」が再生される。 本当に、今宵だけの夢。 初恋なんてろくなモンじゃない。厳しい現実は真の乙女心を砕ききった。 「言葉より世界の方が好きなんだって、ある時思ってさ。それで……」 「聞いてて気持ちいいものじゃないんで、次に進んでください」 「なんだよそれ……わかったよ。世界と付き合いだしてから言葉とは変な空気になってさ。 それでも、向こうから会いに来てくれて、仲直りしたんだよ」 それで、世界と付き合いつつ言葉ともうまく解決したのか……と真は思ったが、違った。 「どうも……その頃からか言葉がイジメられてたみたいなんだ。 その原因が、俺と会ってたかららしくて……弁当、ひっくり返されたりしたんだよ」 真も、イジメを受けた経験はあるがあくまで子供のイジメ。そこまで陰湿なものではなかった。 業界でよくある、陰湿な嫌がらせの方が近いだろう。 「それを指示してたのが世界でさ。別れて、言葉と付き合いなおすことにしたんだ。 もう絶対に悲しい思いはさせたくないって、本当に思えた」 「……」 真は、どうコメントしていいかわからない。 凄く良いことを言ったと思う。でも、ボクに浮気したよね? と思わずにいられない。 「……俺が連れてこられた時は、事故の直後だった」 「事故?」 伊藤誠。彼が連れてこられた瞬間は、日常が終わった瞬間だった。 「言葉と付き合い直してから、世界のことなんて忘れてた。 駅のホームで、言葉が突き落とされるまで」 誠と談笑していた言葉を、後ろから突き飛ばした世界。 世界もまた、言葉を助けようとした誠と接触しホームから落ちかけた。 言葉を引っ張り上げようとする誠。ホームから半分体を乗り出した世界。 その結末は。 「助けられなかった……!?」 「間に合わなかったんだ。世界はもちろん、言葉を引き上げることだって」 矛盾していると真は思った。 なら、ここにいるはずの世界と言葉は死人ということになってしまう。 「その瞬間までしか、俺の記憶はない。間に合わなかったはず、なんだ」 「でも、こんな凄い薬があるなら……簡単に治したのかも」 そう口にする真自身、本当にそうなのかと疑いを隠せない。 誠の意識は、跳ねられる直前で落ちていたため、最期を覚えてはいない。 だが駅を通過しようとする電車の速度で跳ねられれば、即死どころか原型すら残らないだろう。 即死していたような怪我でも治す。それは死者蘇生の域だ。 「さっきの放送で主催者が言ってたこと、覚えてるか?」 「そういえば……死者がどうとか、褒美だとか……あっ!?」 「……そうなのかもしれない」 死んだ二人は、生き返らせられた。 あの神父の言葉を信じるなら、それが一番可能性としてあるのだ。 「正直……会うのは少し怖い。どうして助けてくれなかったんだって責められるかも。 ……そういうこと考えると疲れる。好きなことやって、忘れてたかった」 「だから、ボクに手を出したんですか? 誰でも、良かったんですか」 「ん……そうだよ」 真はテレビで見る「ついカッとなってやった」という心境を理解できそうだった。 「そんなことさせるために、ボクを助けたんですね。 ボク、そんな軽い女じゃありません。恋人がいるなんて知ったら、もう……!」 「わかってるよ。もう、俺も真に……いや、恋人以外に手は出さない」 セカイが凍った。止まった。物理法則や因果律まで狂いが生じたかもしれない。 きっともうすぐ、露店で脳ミソを売り始めるのではないだろうか。 イマ、コノオトコハナントイッタ―――? 誠をよく知る者なら、脳の異常を疑うだろう。 真ですら、誠が女性の体だけで生きている生き物だと気づき始めているのに。 人類最古の英雄王から慢心を。神父からマーボーを取り去るほどに不可能な夢を。 奇跡を信じる100年の魔女でさえ、3回目くらいで諦めかねない幻想を口にした。 「おい真、息してなくないか?」 「ッ……ぷはぁ……! ごめん、しっかりして誠さん。ちょっと疲れてるんだよ、ね?」 「なんでそんな哀れみの目で見るんだよ。違うよ、わかったんだよ」 何をわかったというのだろう。誠なりに考えただろう言葉が紡がれる。 「言葉と付き合って、そのうち疲れた。世界と付き合っても同じだった。 でもさ、言葉をイジメから助けてから……全然疲れなかったんだよ。 イジメから助けた時だってそうだ。疲れるなんて、思いすらしなかった」 その日から、少し面倒なお願いにも、誠は小言をちょっと言うだけで笑い合って付き合えた。 「うまく言えないけど、疲れなくなったのは本当に言葉と彼女になれたからなんだと思う。 他の娘じゃ駄目なんだ。世界でも、誰でも……その時は良くても、きっと疲れて駄目になる」 「……まだ、聞いてないですよ。それなら、どうしてボクを助けてくれたんです!」 「友達だからじゃ、駄目?」 その言葉で。 怒ればいいのか、泣けばいいのかわからない真の感情の波が小さくなった。 「やっぱり変かな、男と女で友達って。仲良くなりすぎると、無理なのか? 世界とも、本当は友達に戻れれば良かった。でも、世界は俺の恋人になりたがってる。 駄目、だよな。どうせ無理だって、離れようとしたのも俺なのに……」 真が、そんなウジウジした誠に拳を突き出す。 殴るのか、と思ったがそうではないらしい。 「へへっ……世界さんとも、きっと仲直りできますよ。 だって、ボクたちっていう前例が出来たじゃない」 「真」 その突き出した拳の意味を知り、誠は自分の拳を真の拳と合わせる。 お互いに笑顔になり、しかし。 「た・だ・し! ボクの乙女心を弄んだ罪は重いですよ! 覚悟してください!」 すぐに真の頭に青筋が浮かんだ。 「うぅ……な、殴るのか?」 「殴ってもいいんですけど、それだと「よし終わり」って同じ間違いしそうなんですよね」 「そんなこと……………………………………………しないっていったろ」 「も、もういいです。殴るかどうかは、ここを無事に脱出してから考えますよ」 不安だ。真は、さっきの奇跡が世界に修正されてるような錯覚さえ覚え始めた。 「よ、よし真。とりあえず病院で薬とか探すぞ。その薬は万が一のために残しておきたいからな」 「はいはい、じゃあ行きましょうか」 真の心に小さな傷を残して、しかし絆を深め、二人は―― 「誠君、見つけたでありますよ~」 進むことを悲しみの悪鬼に妨害された。 「このみ……このみか!?」 「誠君、会いたかったです。さぁ、ファルさんはどこですか?」 誠は、その姿を見て喜びの声を上げた。 このみは、それに笑顔で答えた。 真は、このみに最大限の警戒をした。 その口元は血で染まっていた。 その笑みはドライのそれより危険だった。 その体から放たれる重圧は、ドライのそれよりも黒く重いものだった。 ニヤリと笑いながら、このみは歩み続ける。 動けば殺される。 動かずとも殺される。 この数時間でこのみは、自身の能力の把握をしていた。 どれくらいの力があるのか、どれくらい速く走れるのか。他の能力はないのか。 能力に関しては、傷の再生という嬉しいものがあることを知った。 もっとも深い肩の傷がまだ痛い。大怪我や体の欠損までは救ってくれないだろうと結論付けた。 (でも、このくらいなら大丈夫) 包丁で刺してもいいし、目を潰してもいいかもしれないと、このみは殺害方法を楽しげに悩む。 とにかく、動けなくしてから考えようと歩き出す。 死刑執行者が近づく。 誠に手が届く距離まで、10歩を切る。 9歩、8歩、7歩、6歩、4歩。 「あ、えっ?」 このみが止まる。3歩、2歩、1歩。 「よかった……!」 「誠、君……?」 歩み寄った誠が、このみを抱きしめた。 「食事の後、急にいなくなったから心配してたんだぞ! 血まみれじゃないかよ。怪我、してるのか?」 「あ、あの……ファルさん、は?」 「色々あって、はぐれちゃってさ。無事だといいんだけど」 何一つかみ合わない。ファルを心配する誠、狙うこのみ。 誠を殺すために歩みよったこのみ。このみと会えたのを嬉しがる誠。 「ともかく、このみが無事で本当によかった。もう離れたら駄目だぞ。 俺もさ、その……できるだけ、力になれるようがんばるから」 敵ではない。 誠は敵ではないと、このみは思い出した。 何も知らないのだ、誠は。 ファルがいれた毒のことも、その本性も。 この、敵しかいないセカイの中で、誠だけはこのみの―― 「バケモノみたいに強いのもいるんだ。もう離れたら――」 「ニンゲン」だった頃の、このみの味方だったのだ。 「……えへ~、誠君」 「このみ?」 「……サヨウナラですヨ。「このみ」の、ト モ ダ チ」 軽く、このみは誠の体を押した。 それだけで、誠の体は車に跳ねられたかのように吹き飛ばされた。 「誠さん!」 誠の体を、真が身を挺して受け止める。 「くぅ……!」 「こ、このみ……?」 何が起きたかも理解できないまま、誠がこのみの居た場所を見る。 そこにはもう、誰もいなかった。 桜の花びらのようなリボンだけが、柚原このみのいた痕跡として残されていた。 「なんだよ、これ。まるで……」 「……遺品、みたいだね」 「何言ってるんだよ、真! このみは、今居たじゃないか!」 そう言いつつ振り返り、誠は真が震えていることに気がついた。 「愛佳ちゃんと、同じ制服のあの子……本当に、「元の」このみちゃんだったの? 「それは……」 このみは、あんな力持ちだったのだろうか。 服を捲ると、このみに押された場所にくっきりと手形が残っていた。 防刃チョッキ越しでなければ、骨を痛めたか折っていたかも知れない。 「誠さんは気がつかなかったかも知れないけど……彼女、何かが変だった。 まるで……まるで、人間じゃ」 「真、それ以上言うな」 誠が言葉を遮る。 それ以上聞いてしまえば、誠もこのみが変わってしまったことを認めてしまうだろう。 「そうだとしても、このみは俺たちを見逃してくれた……このみはこのみのままだ。 もし、本当に変わったっていうなら……あの時追わなかった、俺のせいなんだ」 あの時、真を追いかけたようにこのみのことを追いかけたなら、もしかしたら結果は変わっていたかもしれない。 それも、ファルと楽しいことになればという理由で追わなかったのだ。 「なら、どうするの」 真の問いに、誠は答えた。 「……すごく疲れそうだ。けど、どれだけ疲れたってこればかりは構わない。 俺を友達だって言ってくれたこのみを、助けたい」 「ボクも助けたいよ。愛佳ちゃんの友達かもしれない彼女を。それに……」 「それに?」 「……似てたんだ。声の感じが、最後の笑顔が……雪歩と、すごく似てた」 本当に小さな理由。それでも、助けたいと真が思うには十分だった。 「助けよう。俺たちだけで無理なら、仲間を増やすだけだ。 ファルを探して、他にも仲間を作って、このみを迎えてやろう」 少しずつ、変わろうとする誠。 そんな誠を見て、真の心にも熱い何かが芽生える。 初恋は破れ、初恋の人は、思い描いたような人ではなかったけれど。 仲間として、彼の助けとなることを胸に誓った。 そして、真自身も誓う。 ろくに聞かずに逃避した、愛佳の末期の言葉を、今度こそ真は一字一句刻んだ。 (ボクは偶像。この場でのボクは、恋する乙女じゃない。弱い女性を守る王子様なんだ) 愛佳の死の間際に外れた王子の仮面。恐怖に外すことは、けしてしないと誓いを立てた。 二人が向かう地は、病院。 そこに、探すべき人が誰もいないことも知らず、二人は今度こそ進んだ。 【B-3 スラム街/一日目 昼】 【伊藤誠@School days L×H】 【装備:エクスカリバー@Fate/stay night[Realta Nua]、防刃チョッキ】 【所持品:支給品一式(水なし)、支給品一式、手榴弾2つ、このみのリボン 天狗秘伝の塗り薬(残り90%)@あやかしびと -幻妖異聞録-】 【状態:肉体疲労(中)】 【思考・行動】 基本方針:殺し合いには乗らない 1:病院へ行く。 2:自分の知り合い(桂言葉、西園寺世界、清浦刹那)やファルとその知り合い(クリス、トルタ)を探す 3:このみに何が起きたかわからないけど、助けたい。 4:信頼出来る仲間を集める。 5:主催者達を倒す方法や、この島から脱出する方法を探る。 6:巨漢の男、アイン、ツヴァイ、ドライ、フカヒレに気をつける。 7:言葉以外の女性に如何わしい事はしない? 【備考】 ※誠の参戦時期はエピローグ「無邪気な夕日」の後です。 ※言葉と世界は、主催者が蘇生させたのではと思っています。 【菊地真@THE IDOLM@STER】 【装備:電磁バリア@リトルバスターズ!】 【所持品:支給品一式(水なし)、金羊の皮(アルゴンコイン)@Fate/stay night[Realta Nua]、レミントンM700(7.62mm NATO弾:4/4+1)、予備弾10発(7.62mm NATO弾)】 【状態:背中付近に軽度の火傷(皮膚移植の必要無し)、左足に切り傷(歩ける程度)、手のひらに軽い怪我、傷治療中、肉体疲労(中)】 【思考・行動】 基本:誠と共に行動する 1:誠さんの行動方針を支える。 2:女性を守る王子様になる。 3:巨漢の男に気をつける 4:誠さん、本当に自重できるのかな? 5:誠さんは駄目な人だけど、それでも…… 【備考】 ※天狗秘伝の塗り薬によって休息に外傷を治療中です。どの程度回復するかは次以降の書き手に任せます。 ※誠への依存心が薄れ、どういう人間か理解しました。 ※愛佳の死を見つめなおし、乗り越えました。 ※元の世界では雪歩とユニットを組んでいました。一瞬このみに雪歩の面影を見ました。 【二人の共通備考】 ※誠も真も、襲ってきた相手が大柄な男性であることしか覚えていません。 ※フカヒレからツヴァイの危険性、渚を殺害したことのみ聞きました。 ※電磁バリア@リトルバスターズ! NYPにより攻撃を反射するバリアを展開する。 NYPの数値によって防御力は増減。 防御力を上回った攻撃は貫通する。 ※天狗秘伝の塗り薬@あやかしびと -幻妖異聞録- 出血箇所に塗れば皮膜が張って血は止まり、どれだけ酷い打撲や痣も一晩で治る。 (本編中では身動き取れないほどの打撲も一時間で動けるようになった) 病気には効果がなく、骨折ともなると効果は薄くなる。 頭からつま先まで塗りたくっても三度は使える量。ちなみに無味無臭。 成分は鎌鼬の塗り薬に八咫烏の糞。知っても忘れたほうがいい。 そして、スラム街の中心で、怒り狂う男が一人。 「くそったれぇぇぇ!! このシャーク様を本気で怒らせやがっ……イテェ」 怒鳴った途端、鼻が痛み出した。 フカヒレの鼻は、見事に折れ曲がり、いまだ鼻血が出ていた。 そんな痛みの中でも、フカヒレの顔には笑みがあった。 エクスカリバーを失って涙したフカヒレだったが、ビームライフルが有効な武器だとわかった喜びで忘れることにした。 ただの玩具にしか見えないこれなら、相手の隙を突くこともできる。 さらに、それでも心もとないフカヒレはディパックから一丁の銃を見つけ出した。 それでもまだ不満なのか、足元を探り続け、ナイフの柄とICレコーダーを見つけた。 「あれ、これって持っていかれたようなディパックに……」 考え、二人に聞かせた後ディパックに戻していなかったことを思い出す。 何の役にも立たないかもしれないが、ディパックにしまう。 とにかく使えそうな物は何でも欲しかったのだ。 ほっと一息つくと、鼻の痛みが増してきた。 「薬……たしか、薬が!」 先ほど、武器を探していたとき鎮痛剤とラベルの貼った粉薬を見た。 ディパックをひっくり返すように漁るフカヒレ。 その音に、その声に。 「ク ス リ ?」 引かれた悪鬼が、そこにいた。 「チッ、74か。まぁ、72と73よりロリっ娘っぽいから問題ないか」 近づくこのみを、フカヒレは精一杯の威圧をする。 「なんだよお前! 俺の支給品を奪いにきたのか? 近寄んな! お、俺は女でもグーで殴れるんだぞ!」 フカヒレは気がつかない。 目の前の少女が、既に人間の範疇ではないことに。 「クスリ……私に頂戴?」 もしかしたら、解毒剤かもしれない。 その望みが、このみの表情を笑顔に変える。 「な、なんだよお前……?」 フカヒレも、ようやく異常に気がつく。 さっさと追い返すために、ビームライフルではなく普通の銃を取り出す。 「近づくんじゃねぇ! 俺の下半身より危ない銃が火を噴くぜ!」 「――その銃。やっぱり、そうなんだ!」 自分が奪われた銃がここにあるということは、そのディパックは彼女のものに違いない。 ファルは死んだのだろうか。それともこの男がディパックだけを奪ったのか。 だれも傷つけずに解毒剤を得られるのではと、このみは心の底から喜んだ。 しかし同時に、これで見つからなければ解毒剤が手に入らないのではという不安も沸く。 銃を向け、優位に立っているはずのフカヒレの表情が凍る。 なぜ、この少女は銃を見た瞬間、より一層嬉しそうに笑うのか。 なぜ、この少女の笑顔は―――今まで会った誰よりも怖いのだろうか。 (やっべ、どうする。このままじゃ危ないかも) なんとか、自分に被害が及ばない方法を考える。 (あっ、そうだ。偽名を名乗ればいいんだ) 思いついたのは偽名作戦。 別人の名前を名乗り、攻撃して逃走。 うまく逃げられれば、この女はそいつの名前を聞き込みして探すだろう。 そいつの悪名がドンドン高まるという戦法だ。 偽渚とは違う、俺は正義だから構わないのだと自己弁護も忘れない。 「ちち、近づくんじゃネェ! この伊藤誠様にぶちのめされたくなかったらな!」 このみの笑顔が能面のようになった。 「おお、びびったか? は~っはっはっは! 当然だよなあ、俺のオーラを感じたんだろ? まぁ、お前顔いいから、俺の女にしてやるよ。ほら、遠慮しないで服脱げよ」 「…………」 テンパって、趣旨が変わりだしていることに気づく様子もなく。 沈黙を怯えていると受け取ったフカヒレは調子に乗って口を動かす。 「おいおい、何してんだよ。済ました顔して、本当は期待してるんだろ? しょうがねぇ、そんなに俺の女になりたいってんなら俺も拒むわけには――アレ?」 目の前にいたはずの少女がいない。 嫌な汗が額に浮かぶよりも先に、フカヒレの肩を何かが掴む。 「えへ~――んなわけ、ないですよ」 このみの悪鬼侵食率は、誠と会ったとき低下傾向にあった。 大きな怪我の再生は、悪鬼侵食率を一時的に低下させる。 そして、誠の優しさに触れそのまま数値は減少していた。 あのまま誠についていけば、悪夢がら目覚めることもありえたというのに。 自らその権利を、放棄してしまった。 そして、このみはセカイは腐っていることを、再びその目に焼き付けた。 悪鬼の侵食は初期値に還る。誠の頑張りを無為に返すことなど、今のフカヒレには造作もない。 狐、亡霊……二度も逃げた臆病な鮫は、ここに―― 三度目にして、悪鬼という最悪の手合いを相手にすることになった。 【B-2 中心部/一日目 昼】 【鮫氷新一@つよきす -Mighty Heart-】 【装備】: イタクァ(5/6)、ビームライフル(残量70%)@リトルバスターズ!、ICレコーダー 【所持品】:支給品一式×2、きんぴかパーカー、シアン化カリウム入りカプセル、スペツナズナイフの柄 未確認アイテム0~2、銃弾(イタクァ用)×12、銃の取り扱い説明書、鎮痛剤(白い粉が瓶に入っている) 【状態】:疲労(大)、背中に軽い打撲、顔面に怪我、鼻骨折、鼻血 【思考】 基本方針:死にたくない。 1:伊藤誠を名乗って辺りを混乱させ……あれ? 2:鎮痛剤を飲みたい。 3:スラム街で人を探し、誰かに守ってもらう。 4:知り合いを探す 5:清浦刹那、ツヴァイ、ドライ、アイン、菊地真、伊藤誠を警戒 【備考】 ※特殊能力「おっぱいスカウター」に制限が掛けられています? しかし、フカヒレが根性を出せば見えないものなどありません。 ※渚砂の苗字を聞いていないので、遺跡で出会った少女が古河渚であると勘違いしています。 また、先程あった少女は殺し合いに乗り、古川渚を名乗る偽者だと思っています。 ※混乱していたので渚砂の外見を良く覚えていません。 ※パーカーのポケットに入っていたカプセル(シアン化カリウム入りカプセル)が毒だということに気づいていません。 ※渚については、殺したというより倒したという認識です。 ※誠から娼館での戦闘についてのみ聞きました。 ※ICレコーダーの内容から、真を殺人鬼だと認識しています。 【柚原このみ@To Heart2】 【装備:包丁、防弾チョッキ】 【所持品:支給品一式】 【状態:悪鬼侵食率20%、左肩上部に裂傷(回復中)、リボン喪失、右のおさげ部分が不ぞろいに切り裂かれている、 混乱状態緩和、人間不信、疲労(中) 【思考・行動】 0:助けて、よ 1:自称「伊藤誠」からファルの情報を聞き出す。 2:ディパックの中の薬を奪う(解毒剤かもと思っています) 3:憎しみのままに 4:ファルの命令通りに動き、首輪を三つ集める 5:状況しだいではファルだけを狙い、無理やり解毒させる 6:誠さん…… 備考】 ※制服は土埃と血で汚れています。 ※世界の名を“清浦刹那”と認識しています。 ※ファルから解毒剤を貰わなければ、二十四時間後に遅効性の毒で死ぬと思い込んでいます(実際には毒など飲まされていません) ※ファルがこのみに命令した内容は以下の通りです 1.三人以上の参加者の殺害(証拠となる首輪も手に入れる事) 2.ファルに脅されたという事を誰にも漏らさない 3.十八時間後に教会へ来る事 ※第一回放送内容は、向坂雄二の名前が呼ばれたこと以外ほとんど覚えていません。 ※悪鬼に侵食されつつあります。侵食されればされるほど、身体能力と五感が高くなっていきます。 ※制限有りの再生能力があります。大怪我であるほど治療に時間を必要とします。 また、大怪我の治療をしたり、精神を揺さぶられると悪鬼侵食率が低下する時があります。 108 記憶無き少女、彷徨う 投下順 110 希望の星 108 記憶無き少女、彷徨う 時系列順 112 Monochrome~モノクローム~ 100 洗脳・搾取・虎の巻 伊藤誠 130 ゆらり、揺れる人の心は 100 洗脳・搾取・虎の巻 菊地真 130 ゆらり、揺れる人の心は 089 影二つ-罪と罰と贖いの少年少女- 鮫氷新一 126 鬼哭街 090 悪鬼の泣く朝焼けに(後編) 柚原このみ 126 鬼哭街
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フシギバナ めざ岩はほぼいらない気がしますなwww -- (名無しさん) 2017-01-26 01 12 57 はたきおとすが一定期間で使えなくなるのでしたら、使えなくなった後は地震が実質の確定技ですかなwww -- (名無しさん) 2017-01-26 01 20 41 コケコ、レヒレ(瞑想無し)、ブルル(思念無し)、デンジュモクなど新準伝に役割を持てる相手が多いことや、アローの弱体、採用率低下、といった点からかなり使いやすくなっていると思われますぞwww ですが、一見有利に見えるミミッキュに対してはリフストでも低乱1になってしまう上に、剣舞シャドクロで中乱2なので必然力の範囲ではなく、分の悪い運ゲになってしまいますなwww ですが1軍のメガ枠も少なくなってしまったのでヤシギの採用を考えてみるのも良いと思いますぞwww 我もこいつをメガ枠に据えてヤーティを構築してみるつもりですぞwww -- (名無しさん) 2017-01-26 18 01 38 有利にレヒレがいないのは何故ですかなwww レヒレはバナに対して打点がないはずですぞwww 後ブルルも思念に気をつけてバナ出せばいいと思うんですがどうですかなwww -- (名無しさん) 2017-01-26 20 38 40 よく見たら有利に水全般と草全般ちゃんと書いてありましたなwww失礼しましたぞwww -- (名無しさん) 2017-01-26 20 42 53 ゲッコウガはタイプ変わるので例外って事じゃないですかなwww -- (名無しさん) 2017-01-26 20 43 40 こいつペリッパーに有利なんですかなwww ペリッパーを除くとは書かないんですかなwww -- (名無しさん) 2017-01-26 20 44 41 まあそこはよく分かりませんなwww -- (名無しさん) 2017-01-26 20 47 29 メガネ暴風だとメガでも確1とられてしまうみたいですなwww -- (名無しさん) 2017-01-27 15 48 04 相性の良いヤケモンにレヒレは入りませんかな?www -- (名無しさん) 2017-01-29 09 54 16 レヒレバナは異教徒でも有名ですなwwwヤーティだと火力不足ですかなwwwもう一体は高火力添えるべきですかなwww -- (名無しさん) 2017-01-29 10 20 36 地震をいれないとゲッコウガに役割持てませんなwww -- (名無しさん) 2017-01-30 17 51 53 地味にカプ・コケコカプ・ブルルカプ・レヒレに役割持てるのは良いですなwwwww -- (名無しさん) 2017-02-12 15 03 49 バンギって相性どうなんですかなwwww鋼以外だと弱点フォローできるのこいつぐらいだとおもうのですがなwwww -- (名無しさん) 2017-02-20 19 18 59 ヤンギは相性は良いですがリザードンが本当にゲロ重くなりますぞwww スカーフテテフを確実に止められて追い討ちで確実に狩る動きが出来るヤトヤトンRでもどっちにせよ重いので自由ですがなwww -- (名無しさん) 2017-02-21 02 40 12 メガが解禁されたとこで共生できないのが歯がゆいですなwwwww -- (名無しさん) 2017-02-21 17 17 29 ヤンギと合わせた場合ヤリルリ・ヤンギ・バナとなってしまって結果相性補完に優れるものの実際はヤンギが過労死するケースやボーマンダ受けがヤンギしか存在せずに役割が集中し過ぎてサイクルが崩壊するケースが多々ありますなwww ただこの3匹は6世代で散々回して理解しているでしょうが優れたサイクルなのでボーマンダやリザードンが相手のPTに居ない場合はこのサイクルを回す事を心がけると良いと思いますぞwww -- (名無しさん) 2017-02-22 02 03 35 ドヤ顔でどくどく入れに来たボンニュートを地震で消し飛ばすの楽しすぎですぞwww -- (名無しさん) 2017-03-03 10 39 42 サブの火力が低くすぎて扱いが難しいですなwww草毒の火力は文句無しなのですがなwww 他のメガ枠と比べて上級者向けだと感じましたぞwww -- (名無しさん) 2017-03-19 14 03 48 ぶっちゃけヤシギバナのサブ技は役割破壊でしかないので、のこのこ出てきたドランナットハッサムが飛ばせればそれで充分ですなwww -- (名無しさん) 2017-03-19 17 20 29 まあ、確2なんですがなwww -- (名無しさん) 2017-03-19 18 19 35 しばらく使い続けてみましたが、交代読みで控えを役割破壊できるようになってからは火力不足も気にならなくなりましたぞwww 我のヤーティではめざ岩がガッツリとリザガモスに刺さりましたぞwww それと使ってみての感想なのですが、コケコを初めとしたボルチェン組や、ステロ撒きカバを安定して処理できるため、とても先発で出しやすいヤケだと思いましたぞwww 同じ草タイプとして似た仕事をできるヤケは草タイプのヤットレイがいますが、お互いに異教徒型の存在から高火力ボケを呼びやすい中、それらに対する役割破壊を行える点が強みだと思いましたぞwww しかし、上のコメの通り火力不足なので扱うのが大変ではありすがなwww また、水妖ポケに加えてゲッコレボルトなどヤーティの穴となりやすいボケを受けることができることから、ヤーティの主力としても補完としても非常に高い能力を持っていると思いましたぞwww 以上ですなwww長くなって申し訳ありませんですぞwww -- (名無しさん) 2017-03-24 23 14 17 環境に多い水や妖に役割を持てるだけでなく、弱点の少なさから役割破壊を受けづらいのがグッドですなwww ボッコウガに役割が持てる数少ないヤケモンというのもポイントですぞwww 4倍をつけるサブウェポンもあるので役割破壊もしやすいですなwww ただし火力不足火力不足と言われていますが実際あと一歩の火力が足らないので注意ですなwww 選出が刺されば強いのですが読みを外すと腐りやすいですぞwww -- (名無しさん) 2017-03-25 15 46 18 使用感としてはギガドレイン()とヘドロしかないと舐めてかかってくる相手が多いのでリーフストームで消し飛ばせる場面が多く、マンダ等の対策さえできていれば非常に安定しましたぞwww 無振り霊獣ランドもリーフストームで低乱1なので読みミスでめざ炎でも入っていれば倒せますしなwww 加えて、地震があると幅広く確2が取れ、見られる範囲が非常に広く、思った以上に使いやすいヤケモンだと感じましたなwww 最後にどうでもいいのですが、どうしてPGLのデータではリーフストームの採用率がエナボより低く欄外なんですかなwwwありえないwww 読まれなくなってありがたいんですがなwww -- (名無しさん) 2017-03-30 00 55 49 相性の良いヤケモンにヤリルリとありますが、今世代ではレヒレに取って代わられる感じがありますなwww 受けの補完的には飛超半減でヤシギに等倍で入る技の大半を通さないヤッカグヤが見どころですなwww -- (名無しさん) 2017-03-30 01 35 48 コメント欄あるんですなwwwそしてウツロイドって不利なんですかなwww ヤシギは基本地震あると思うので対面なら勝てそうですがなwww -- (名無しさん) 2017-05-07 21 27 32
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ウチもクリスチーヌ♪ 落ちw -- なつき (2009-06-16 20 41 30) かわいいね!天才!! -- コスモス (2009-06-16 20 48 20) かーーーーわーーーーーーいい!!貰っていいかナ? -- マカ (2009-06-16 20 57 35) まじうま -- フカヒレ (2009-06-16 21 42 06) すごくうまいね! -- アーコ (2009-06-17 18 31 46) コスモスs>いえいえ(--@) ありがとうございます~(^^@) マカ>か、、かわいい、、、かなぁ(^^;) こんな絵でいいんだったら どうぞ~ ありがと~(^∀^) フカヒレs>まじうまですか。。。(><///)ありがとうございますッ!!!(^∀^)/ アーコs>いえいえいえ。。。そんなことないですッ!ありがとうございましたぁ!!!(^^@)/ -- なつき (2009-06-17 19 17 38) 名前 コメント
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問題 問題画像 問題文 この魚の化石はいつのものでしょう? 回答 AD1412 解説 年号は、口の開き方(大きく開いていればAD,そうでないならBC) 年数の上2桁は、背骨と尾ヒレの数の合計 年数の残りの桁は、(背骨×尻尾の数)-(上ヒレ×下ヒレの数) 補足 Big/bq002、Big/bq029、Big/bq063と同じ問題です
https://w.atwiki.jp/tracking_quizshow/pages/44.html
問題 問題画像 問題文 この魚の化石はいつのものでしょう? 回答 AD1412 解説 年号は、口の開き方(大きく開いていればAD,そうでないならBC) 年数の上2桁は、背骨と尾ヒレの数の合計 年数の残りの桁は、(背骨×尻尾の数)-(上ヒレ×下ヒレの数) 補足 Big/bq002、Big/bq047、Big/bq063と同じ問題です
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問題 問題画像 問題文 この魚の化石はいつのものでしょう? 回答 AD1412 解説 年号は、口の開き方(大きく開いていればAD,そうでないならBC) 年数の上2桁は、背骨と尾ヒレの数の合計 年数の残りの桁は、(背骨×尻尾の数)-(上ヒレ×下ヒレの数) 補足 Big/bq002、Big/bq029、Big/bq047と同じ問題です
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問題 問題画像 問題文 この魚の化石はいつのものでしょう? 回答 AD1412 解説 年号は、口の開き方(大きく開いていればAD,そうでないならBC) 年数の上2桁は、背骨と尾ヒレの数の合計 年数の残りの桁は、(背骨×尻尾の数)-(上ヒレ×下ヒレの数) 補足 Big/bq029、Big/bq047、Big/bq063と同じ問題です
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分岐 名前 Rank 切断 破砕 貫通 非物理 強化時[合成時]付加スキル ◇││ クロガネ槍型 1 0 0 110 --- [スタミナLv2] 合成 350fc 黒鉄x1 ジュラルミンx1 備考 初期所持購入(600fc):最初から │├◇││ シロガネ槍型 3 0 0 188 --- アスリートLv3 全力攻撃Lv3 強化 664fc 低密度感応波受容体x1 ジュラルミンx1 │││◇││ シロガネ槍弐型 6 0 0 340 --- 強撃巧者Lv4{全力攻撃Lv4 アスリートLv4} 強化 4160fc 高密度感応波受容体x1 軟鉄x1 夜叉小瓦x1 │││◇││ シロガネ槍参型 8 0 0 448 --- アスリートLv1 捕食体力吸収Lv10 強化 8800fc 超密度感応波受容体x1 ジュラルミン鋼x1 龍種ヒレx1 炎鬼兜x1 虚神筋繊維x1 │││◇││ シロガネ槍極型 11 0 0 593 --- JGST回復Lv10 強化 16000fc 超密度感応波受容体x1 劫火晶x1 餓爬電磁鱗x2 幻影竜鎧x1 魔神鎧x1 │││◆││ シロガネ槍醒型 15 0 0 695 --- 白銀の腕Lv10{スタミナLv10 JGST回復Lv10 捕食体力吸収Lv10} 強化 169600fc 飾餓爬紋鎧x2 鎧蟲大鋼蹄x3 聖母黒麗衣x2 堕龍清神酒x1 堕龍真血晶x1 追加スキル一覧 スタミナLv2 アスリートLv3 全力攻撃Lv3 強撃巧者Lv4 アスリートLv1 捕食体力吸収Lv10 JGST回復Lv10 白銀の腕Lv10 │◇│ クロガネ槍玉奔 4 0 0 250 --- 早業の心得Lv10{スタミナLv10 溜め動作速度Lv10} 強化 2800fc 黒鉄x1 軟鉄x1 夜叉小瓦x2 │◇││ クロガネ槍光奔 7 0 0 410 --- スタミナLv4 近距離特殊攻撃STLv10 [早業の心得Lv10] 合成 9700fc 黒鋼x1 ジュラルミン鋼x1 龍種ヒレx2 騎士鎧x2 闇神ノ五芒星x1 強化 7760fc 黒鋼x1 ジュラルミン鋼x1 龍種ヒレx1 炎鬼兜x2 虚神筋繊維x1 │◇│ クロガネ槍輝奔 11 0 0 593 --- 【B】近接攻撃力Lv10 強化 16000fc 黒曜鉄x1 龍種大鋭鱗x2 龍種大鋭ヒレx2 夜叉硬手甲x1 魔狼灼銀篭手x1 │◇│ クロガネ槍耀奔 13 0 0 650 --- スタミナLv6 白兵の心得Lv10{【B】近接攻撃力Lv10 近接特殊攻撃STLv10} 強化 52000fc 黒曜鉄x1 聖母光星紋鎧x2 神煌妃ノ紅貴鎧x2 戦王大骸頭x1 真火晶x1 │◆ クロガネ槍煌奔 15 0 0 695 --- 三拍子Lv4{体力Lv4 オラクルLv4 スタミナLv4} 強化 169600fc 黒晶鉄x1 龍種超鋭ヒレx2 龍種大鋭角x2 夜叉真角x1 魔狼灼熱眼晶x1 追加スキル一覧 スタミナLv2 早業の心得Lv10 スタミナLv4 近距離特殊攻撃STLv10 【B】近接攻撃力Lv10 スタミナLv6 白兵の心得Lv10 三拍子Lv4
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名称:フライングフィッシュゴースト 身長:214cm 体重:113kg モチーフ:トビウオ トビウオのDNAを持つゴースト。胴体にある鋭利なヒレを高速で振動させることにより浮力を生み出し、空中をホバリングしながら地上の敵を攻撃する。右腕のヒレはソニックブームを生み出す威力を秘めており、遠方からの攻撃は百発百中の精度を誇る。